疲労回復機能をアップするのに大事なのは「運動」と「脳」!
疲れを素早く回復させたい。
日曜にスポーツなどの運動をして
月曜からまた仕事…
疲れが取れていないのはけっこうツラい…。
この「疲れ」、
だんだん回復が遅れてきたな…
と感じている人も多いはず。
「疲れ」は
どんな時に感じるのかというと
傷ついた細胞が回復するまでのプロセス
で生じます。
この傷ついた細胞の回復に
時間がかかってしまうと
その分「疲れを長く感じる事」になってしまいます。
若い時はこの回復能力は高いので
一晩寝れば疲れはスッキリ解消していますが
大人になって加齢とともに
疲労回復機能が落ちてしまいます。
ではどうやったら
疲労回復機能を落とさないでおくことができる?
それは「筋肉」と「脳」の関係にあるのです。
運動して脳に情報を送る
さきほども述べましたが
「疲労」は
細胞が傷ついてそのキズが修復するまでの期間
のプロセスで起きています。
細胞を修復させるには
「ホルモン」
が大きく関わっています。
「キズ修復ホルモン」の分泌を高めてあげれば
細胞の修復が、素早く行なわれることになります。
そして
このホルモンの低下を防ぐのに
手っ取り早い方法は
日頃の運動
なのです。
しかも
筋肉に微細なキズがつくような運動が良いのです。
なぜ微細のキズがいいのか
説明すると…
筋肉が傷つくと
炎症性の物質が血液に送り出されます。
その「情報」を察知した脳は
「すぐに修復しないとイケナイ!」
と判断して
筋肉の修復に必要なホルモンの
「DHEA」
「テストステロン」
といったホルモンを動員して
キズ対策に指令を出します。
この脳と筋肉の「指令ルート」が
作動していなければいけないのです。
運動(トレーニング)を続けるほど
筋肉は、与えられている負荷の量を記憶して
脳に情報を伝達するようになります。
このルートづくりは
運動が習慣化されてないと意味がありません。
1日だけ運動をして細胞にキズがついても
それだけじゃ
この修復ルートをウマく起動させることができません。
運動してないとどーなる?
逆に
運動が習慣になっていなく、
定期的にカラダを動かさないダラダラした生活を送っていると
脳は「ホルモンを出さなくていいんだ」と思い込み
いざ、ホルモンが必要になった時にも
修復ホルモンを出し惜しみ
してしまうことになります。
実際に
どれだけでこの機能が落ちるかというと
筋肉を3日間動かさないと
修復を促すホルモン伝達能力は
あっという間に落ちると言われています。
激しすぎるオーバートレーニングだと
運動をガンガンやればいいんだ!
と
クタクタになる疲労困憊な状態まで
カラダを追い込んでばかりでは
逆に老化を促す原因にもなり兼ねません。
この修復ホルモン伝達ルートを形成していくのであれば
軽く筋肉が傷つくぐらいで十分なのです。
オーバートレーニングによって
カラダを痛めつけているだけになってしまいます。
「もうこの運動やりたくない」
って思えるほどのトレーニングは
よっぽどのアスリートでなければ
おススメするものではありません。
なかなかできないと思いますが…。笑
例えば
腕立て伏せが50回できるのであれば
心地よい疲労感を実感できるぐらい
の回数&セットで十分です。
そしてこの適度な運動を
「継続」させなければいけないので
この心地よいぐらいの疲労感を残せる運動を
ぜひ習慣化させましょう。
運動によって筋肉を刺激して
脳との連携を強化することが大切なのです。
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