猫背矯正ストレッチで狙う筋肉はココ!!ポイントは骨盤と肩甲骨
「猫背」は
日本人にとても多い歪みの姿勢。
最近では
パソコンを使う場面も多いので
猫背に悩んでしまう人がとても多いのです。
デスクワークをしていて
猫背にならないって人は珍しい…。
猫背という姿勢を「諦めている」
って人も多いのですが
猫背を矯正させるために
やるべきストレッチがあるのです。
ポイントは「骨盤」と「肩甲骨」ですが
注目するのは
「骨」ではなく「筋肉」なのです。
このブログでは何度も
歪みの原因は筋肉にある
と言っていますが
筋肉の拘縮をとらないと
骨盤や背骨の歪みが戻るはずはありません。
猫背の姿勢を矯正するためには
ちゃんとターゲットにする筋肉があるのです。
今回は
猫背矯正ストレッチの方法をご紹介します。
[もくじ]
猫背になる原因。
猫背になるのは
ちゃんと理由があるんです。
まずは骨盤の後傾。
後傾(こうけい)とは
後ろに傾くということ。
西欧人と比較すると
日本人は骨盤が後傾する傾向が強いのです。
骨盤が後傾すると
この骨盤を土台として
背骨(脊柱)も後方へ大きく湾曲してしまいます。
背骨は横から見ると
本来であれば緩やかな「S字」を描いているのですが
これが崩れてしまっているワケです。
背中が後方へ大きく引っ張られているので
重心はカラダの後方へと移動してしまいます。
それを中央へと引き戻そうと
無意識にカラダは反応して
頭と肩が前方へ出してバランスをとろうとするのです。
パソコンとにらめっこしていると
骨盤が後傾して、背筋が丸くなり、
頭が前に出てきます。
さらには肩甲骨が脊柱(背骨)から離れてしまい
前に出たままのカタチになってしまっているのです。
これが
猫背になりやすい姿勢
をとってしまっている状態。
そして
その姿勢が長時間続くことになり
筋肉がそのまま固まってしまうと
「猫背になる」という結果に…。
猫背と関係のある筋肉。
猫背の姿勢になってしまうのは
骨盤の後傾と背骨の後方移動。
何度も言うように
これは筋肉が引き起こしてしまってるのもの。
骨を矯正しても筋肉が同じ状態であれば
またもとの姿勢に戻ってしまうのです。
そして
これらの骨がひっぱられて歪むのは
関連する筋肉のしわざ。
骨盤の後傾では
太もものウラの筋肉の拘縮が起きています。
さらにお尻の筋肉、お腹の筋肉の影響も大きいのです。
太もものウラの筋肉は
骨盤に繋がっていて
この筋肉が固く縮まると
骨盤をひっぱってしまうのです。
お尻の筋肉にも
似たようなことが言えます。
お腹の筋肉は
カラダの前側で骨盤の下の方と繋がっているので
ココにも
縮こまった状態の筋肉が
骨盤を後傾させるといった要因が起きています。
そして
肩甲骨のポイントです。
背骨から肩甲骨が離れて
前方へ移動してしまっているのですが
ここでは
肩甲骨周辺の筋肉が
伸びたまま固くなっている状態なのです。
筋肉というのは
「伸びる」「縮まる」という作用があります。
このどちらの動きでも柔軟性がなければいけません。
猫背になっていると
肩甲骨周辺の筋肉が
伸びたまま拘縮しているので
「縮まない」という哀しい結果に陥っています。
そして
この肩甲骨周辺の筋肉は
肩こりの原因にもなっている筋肉なのです。
筋肉がしっかり縮めば
肩甲骨は
元の状態に戻りやすくなってくるのです。
猫背を矯正させるためには
これらの筋肉の柔軟性を
本来の状態に戻さなくてはいけないのです。
猫背を直すには
こういった関係のある筋肉の緊張を
徹底的に解くことが
最重要課題となります。
ストレッチは無理矢理伸ばすこと以外に
「やり過ぎること」がありません。
時間を見つけたらトコトンやっていきましょう。
以下でそれぞれのストレッチ方法を
動画でご紹介します。
太もものウラのストレッチ。
基本的には
太もものウラだけではなく
前側もバランスよくストレッチしなければいけないのですが
ターゲットなるのは
このウラ側の筋肉なので
ここをしっかりとストレッチして
骨盤の後傾をもとに戻させていきます。
太とものウラは「ハムストリングス」といいます。
まずは基本のカタチ。
仰向けでも
ハムストリングスはしっかり伸ばせます。
お腹のストレッチ。
お腹のストレッチでは
腹筋全体が伸びるような意識
でいいと思います。
ひねりなど加えると
伸びる場所が少しずつ変わります。
いろいろと試しながら
伸びている感覚を大事にストレッチしましょう。
基本の腹筋ストレッチ。
お腹のインナーマッスルもしっかりと伸ばします。
おしりのストレッチ。
おしり(臀筋:でんきん)は
腰痛にも大きく効果がありますので
ぜひとも欠かさずやって欲しいストレッチです。
固くてできない場合はこちらもおすすめ。
テニスボールを使ったマッサージでゆるめる方法もあります。
肩甲骨周辺のストレッチ。
肩甲骨を意識して行ないます。
胸の筋肉もしっかり伸びてくれます。
背中側の筋肉はとっても重要です。
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