脂肪燃焼させるダイエット方法。筋トレと有酸素運動を巧く利用
筋肉を落としちゃいけない。
脂肪だけを効率よく燃焼させたい。
誰もが思う
ダイエットの理想的な痩せ方。
基礎代謝を上げて
じわじわと脂肪を燃焼させてもいいのですが
効率よく
早く脂肪を燃やしたい場合には
基礎代謝が脂肪をゆっくり使っているのは
やっぱり待ってられない。
最近では
かなり浸透してきた運動方法ですが
脂肪の燃焼を飛躍的に伸ばす運動方法とは
「筋トレ → 有酸素運動」
この方法(順番)がとっても効率よく
効果的に脂肪を燃焼してくれる方法なのです。
どうしてこの
「筋トレ → 有酸素運動」
が効率的な方法なのか?
解説していきたいと思います。
筋トレ→有酸素運動で脂肪がガンガン燃焼!
有酸素運動が
「脂肪を燃やしてくれる」
のは理解しやすいと思います。
しかし、
有酸素運動の前に「筋トレ」をした方が
脂肪の燃焼効果は
大きく変わるものとされています。
実際にボク自身、
半年で13キロの減量を行なったときも
この方法を行ないました。
この順番で運動することによって
燃焼される脂肪量が飛躍的に増える理由は
筋トレによって分泌されるホルモンの影響が大きいからです。
筋トレを行なうと
その直後から
「成長ホルモン」や「アドレナリン」
といった、神経伝達物質が分泌されます。
この
「成長ホルモン」と「アドレナリン」は
脂肪細胞の中にある
中性脂肪の分解を促す(うながす)酵素を活性化させる
のです。
これによって
血液中の遊離脂肪酸の量を増やすことが
実験で証明されているのです。
通常ですと(筋トレをしないで)
有酸素運動を始めてから
中性脂肪が分解され始めるには
約15分の時間を要します。
しかし
有酸素運動(ランニングなど)を行なうよりも先に
筋トレを行なうことで
中性脂肪が分解されるプロセスは
走り出す前から始まっていて
ランニング開始直後から
血液の中に遊離脂肪酸として変化した
「脂肪の分解物」を
バンバン使って燃やすことができるのです。
理屈上では
同じ30分の有酸素運動でも
脂肪燃焼効果は
「倍」の効果
が期待できることになります。
脂肪を燃やす「ファットバーン」は
先に筋トレを行なってから
有酸素運動を行なうことで
効果が大きいことがわかっています。
順番をかえるとどうなる?
筋トレを行なってから
有酸素運動をすることは理解できましたが
この順番を変えると
どんなことになるのか?
有酸素運動を先に行なうと
その後で筋トレをしても
「成長ホルモン」は分泌されにくい
のです。
有酸素運動によって
成長ホルモンの分泌がストップされてしまうので
せっかく筋トレをしても
筋肥大を起こしにくい結果となってしまうのです。
成長ホルモンの量。
筋トレをしてから
30分を過ぎた頃から
成長ホルモンはバンバン分泌されます。
それに伴って
血中の遊離脂肪酸もどんどん増え出します。
30分の筋トレをして
15分の休憩を入れて
有酸素運動を60分したとしても
成長ホルモンは
ずっと分泌されたまま継続してくれます。
その間も
脂肪分解はどんどん進んでいるので
この分解された脂肪を使って
エネルギーとして燃焼させています。
逆に
有酸素運動を先に行なうと
成長ホルモンの分泌はごくわずかで
筋トレを始めてからは
少しその量は増えますが
筋トレ中にもかかわらず
分泌量はだんだんと減っていっている
のです。
これは非常にもったいない。
成長ホルモンは
脂肪をガンガン燃えやすくしてくれる効果の他に
いろいろとたくさんの恩恵を与えてくれています。
関連記事 → 「成長ホルモンの効果」
カラダが
脂肪をガンガン使ってくれれば
それだけ脂肪の量が減ってくれます。
あとは
食事の面でちゃんと管理できれば
確実にダイエットはできると思います。
これでもし効果が出ないようであれば
筋トレの強度が弱するのかも知れません。
成長ホルモンをしっかり分泌させるには
ある程度の強度が必要になります。
強度が強ければ強いほど
成長ホルモンの分泌量も増えていきます。
かと言って
強度を上げすぎて
カラダに無理が生じると
ケガに繋がります。
ケガをしてしまったら
このような効果的な脂肪燃焼の運動が
できなくなってしまうので
くれぐれもケガには充分注意をして行なってください。
↓よく理解していなかったけど
やってみたら脂肪燃焼効果があったよ、という動画。笑
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