生あくびと頭痛と吐き気の原因は?なぜ止まらない? 対処法は?
「あくび」と「生あくび」って違うのです。
「生あくび」というのは
よく出てしまう、あの眠い時に出る
「あくび」とは違うのです。
カラダがとても疲れている時に出る
「あくび」のことを「生あくび」と言います。
生あくびは
狭い部屋での会議中や
締め切った室内や
部屋で人がいっぱいな時に
何度もでてしまうあくびのことです。
こういう経験されている方はけっこう多いと思います。
不謹慎に見られてしまうけど
どーしても出てしまうのは何故なのか?
その「生あくび」について
原因と対処法について解説していきます。
[もくじ]
生あくびがでてしまう原因。
生あくびをガマンしてもでてしまうのはどうしてなのか?
集中していないと思われてしまい
不謹慎だと勘違いされやすい生あくび。
起こる原因としては
「酸素不足」
「過剰な二酸化炭素」
が原因とされています。
カラダの中の酸素が不足すると
肺でのガス交換を高めようとするので
半ば強制的に
大きく酸素を取り込もうとする働きが起きているのです。
頭痛が起きる!?
この酸素不足の状態がもっと進むと
頭痛が起きてしまいます。
さらに同時に
気持ち悪くなって吐き気がでたり…。
血液が脳に集まって
脳が「腫れる」ことで頭痛が起きるのです。
なぜ、脳に血液が集まるのかというと
脳はカラダの中でもっとも酸素を消費しているため。
だから、酸素が不足するとカラダが
「酸素を脳にいっぱい送れ!」
という指令を出すのです。
酸素の濃度が薄くなっている血液になっているので
酸素が不足する分、
補うように血液がたくさん脳に送り込まれるのです。
だから脳が「腫れる」状態になってしまうのです。
気分が悪くなって
頭痛が起こるのはそのサインなのです。
酸素がなくなるとどうなる?
脳に酸素が行かなくなると
細胞は5分でダメになってしまうんです。
でも、そんなに心配することはなくて
すぐに死んだりはしないです、ニンゲン。
酸素が無くなるとちゃんとニンゲンは気絶します。
仮死状態になれば
エネルギーの消費を抑えることができるので
酸素の提供があるまで「待てる」ことになるのです。
そういう防御システムが備わってるのって
ニンゲンをはじめ、やっぱり動物ってすごいです。
生あくびの対処法。
脳が酸素を欲しがっているので
まずは部屋の窓を空けて換気します。
そして、深呼吸をします。
たっぷりと新鮮な空気を
肺にいっぱい取り込みましょう。
コレがイチバン即効性のある対処法です。
深呼吸は
できるだけ腹式呼吸を意識して行ないます。
息を吸った時に
お腹も大きく膨らませるように
「横隔膜」をしっかり動かします。
そして息を吐く時に
お腹を意識して凹ませるようにします。
普段から深呼吸の練習をしておくことは
心を落ち着かせたり
リラックスしたり
瞑想に入るためなど
いろいろと使えますので、ぜひやっておきましょう。
ロングブレスはお腹のインナーマッスルも鍛えられます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。