2023年7月営業日 & 熱中症の対策に最適な方法
“身体の中”を急速に冷やす方法
暑さがとうとう本格的になってきました。
まだ身体が本当の暑さに慣れていないこの時期は
熱中症になるリスクも高くなっています。
外を少し歩いただけでも
頭がぼーっとしてきたらもうそれだけで要注意です。
整体院に来られてる方はお気付きだと思いますが
僕は今髪の毛を伸ばしています。
伸ばしているのにはいろいろとワケがあるんですが
ここでは本題とかけ離れてしまうので割愛します。
今まで短髪だったので体感できなかったのですが
髪の毛が長いと暑い外に出ると
頭の温度が急上昇してしまいます。
めちゃくちゃ熱がこもりますね。
これだけで頭痛が起きてきそうになります。
髪の毛が長い女性は夏も大変だなと強く思いました。
熱が身体にこもり出すと
熱中症になってしまうリスクになるのですが
その対処法としては、とにかく”身体を冷やす”ことが言われます。
首や脇や鼠蹊部を冷やしなさいと一般的によく言われますが、
手っ取り早く深部体温を下げるために
効率良く、真っ先に冷やした方がイイ箇所があります。
それは「手のひら」です。
手のひらは、動脈と静脈が繋がっている場所になります。
通称「AVA血管」と言います。
足の裏などにも存在しています。
通常、血管ってのは
酸素や栄養を毛細血管によって各細胞へ送り込んだりする役割ですが
このAVA血管は体温調節が大きな仕事になっています。
スタンフォード大学の研究によると
首や脇を冷やすよりも
このAVA血管を冷やす方が体温を下げるのに効率が良い
という結果が出ています。
手のひらを冷やす方法は
冷たくなった500mlのペットボトルを両手で持つこと。
これだけで良いんです。
これで体温が下がっています。
注意点は、保冷剤などの凍ったものや氷のうなど、冷たすぎるものを使わないこと。
冷却の刺激が強すぎると、体温調節に重要なAVA血管が閉じてしまって
逆効果になってしまう可能性があります。
10~15℃程度のほどよい冷たさを守って
冷却を行うようにしましょう。
熱中症っぽいなと感じたら
すぐに手のひらを冷やして下さい。
大丈夫だろうと思わず、
早めの処置が、身体の回復モードにスイッチを入れ換えましょう。
熱中症の時は涼しい部屋に行くだけではダメ!
熱中症ぽいなと感じたらたら早急にケアするのは必須です。
でも、クーラーで涼まれば良いやって思わないでください。
外側から身体を冷やし切ってしまうと
自律神経系のバランスが崩れてしまい、熱中症が悪化してしまいます。
クーラーなどで身体の表面だけ冷やすことは、
室内熱中症の危険性を高める可能性があるのです。
身体の表面だけ冷やすと、体温調節機能が乱れてしまいます。
体温調節機能は、暑さや寒さに応じて血管や汗腺などを調節して、体温を一定に保とうとする機能。
この機能がうまく働かないと、
体内に熱がこもってしまったり、水分や塩分が不足したりして
熱中症の症状を引き起こしたり悪化させることになるのです。
涼しい場所に行くのと同時に
先ほど解説した、手のひらを冷やす方法と
大きな血管がある首や脇、鼠径部も同時に冷やしましょう。
7月の整体院 営業日
7月は海の日(祝日)がありますので
17日はお休みとなります。
他は通常通り、木曜日と日曜日がお休みです。
もう学校では夏休みも始まりますね。
今年の夏も無事に過ごせますように。