かかとのひび割れガサガサは腰痛と関係が!?男女共に即効性ある治し方。
冬になると
結構な悩みに発展してくる
かかとのひび割れ。
これって
単なる乾燥のせいにしていてはいけないのです。
女性は足の見た目も悪くなってしまうので
気にされる方も多いのですが
男性も意外と悩んでいる方が多いのです。
かかとのひび割れは
酷い時は角質から大きく割れ目が刻まれて
出血してしまい、痛みが伴うケースもあります。
そして
かかとは腰痛との関係も深い繋がりを持っていることは
じつはあまり知られていません。
かかとのトラブルは
腰痛や他の症状を引き起こす可能性を持っているのです。
僕のプロフィールを見ると分かりますが
小さい頃から、腰痛との闘いでもありました。
現在でも正直なところ、時々腰痛が発生します。
僕の場合、
施術の際の「姿勢」も腰痛の問題だと思うのですが
さらに仕事中は常に「裸足」というのもあって
かかとがかなりガサガサになり、ひび割れも起こっています。
(あとでちょっと汚いですが僕のかかとの画像があります)
今回、自分のかかとのひび割れをきれいにしたいと思い、
ひび割れが無くなると
カラダや腰痛がどれだけ軽くなるのかを
自分の身体を使って実験していきたいと思います。
まずは
かかとのひび割れと腰痛の関わりについて解説いたします。
[もくじ]
かかとひび割れが腰痛に!?
実は腰痛と深い関わりを持っている「かかと」
かかとの状態が良くないと腰痛になる
との意味合いを解説していくと
「重心のバランス」が重要なポイントになります。
人間は立つ時に
重心が足部の真ん中にくるのが理想の立ち方になります。
かかと重心でもなく、
つま先重心でもなく、
その真ん中に重心がくることが理想なのです。
土台になっている足の部分で
自分の体重を支えられるはずの部分ではない所に
重心が乗っていれば
それは大きくバランスを崩す立ち方になるのは
なんとなくお分かりになるかと思います。
ここに重心がくると
一番ラクに立っていられるのです。
しかし、この重心が
かかとに来ていたり、つま先重心になると
足の筋肉に余計な緊張が強く働いてしまうのです。
そうなると
身体にズレが生じて
安定性を保たなければイケナイ腰に不安定さが出てきてしまい、
痛みが発生してしまうメカニズムがあるのです。
かかと重心だと
骨盤の傾きが生まれ、背中が丸まってくるのです。
(骨の動きは全て筋肉が支配しています)
そして、ふくらはぎの筋肉は
筋膜のラインによって腰との繋がりが強いのです。
また、ふくらはぎの筋肉は
かかとに最後張り付いているので
かかとにトラブルが起きやすいと言うことは
イコール、腰の状態も良くないのです。
そして
かかと周りには
腰痛と関連のあるツボや反射区があるのです。
ツボで言うと
- 崑崙(こんろん):外くるぶしの後ろで、アキレス腱の前
- 僕参(ぼくしん):外くるぶしの頂点とアキレス腱の間のくぼみから指の幅1本半下
- 大鐘(だいしょう):アキレス腱の付け根とかかとの骨との角(外側)
- 水泉(すいせん):内くるぶしとかかとを結ぶ線の真ん中
となります。
腰の悪い人は押すだけでも結構イタいですよ。
かかとがガサガサになっているということは
かかと周りの血流が良くないので
そのツボや反射区にも影響が出て
腰痛との関わりがさらに強くなるのです。
かかと ➡️ ふくらはぎ ➡️ 太もも ➡️ 臀筋(お尻) ➡️ 腰
という筋肉の流れが一般的ですが
腰痛だけではなく、
さらには肩や首の方まで繋がってきます。
かかとひび割れの原因
かかとがヒビ割れる原因には
先ほど述べた筋肉の硬さから生まれる
血液の流れが悪いことが大きな原因です。
さらに
かかと重心によって
歩くたびにかかとに衝撃がかかり角質が厚くなることで
ひび割れが起きやすい状態になっているということ。
そして、乾燥が強くなる冬には
肌の水分不足によってひび割れが強く起こってしまいます。
また
水虫でもひび割れが起こってしまいます。
かかとのひび割れが起こっているのであれば
確実に血流は阻害されていることになります。
ただでさえ血の巡りが悪くなっているのに
角質がガサガサに固まっているので
余計に血が回っていない悪循環に陥ります。
そうなると
冷えの原因にもなってくるのです。
意外にも
かかとのガサガサ角質をケアするだけでも
身体が軽くなるというケースも多く見受けれます。
かかとがヒビ割れる原因をまとめると
- 足の筋肉が硬くなる
- かかと重心になっている
- 乾燥
- 水虫
ということです。
かかとのひび割れ治し方
角質は
基本的には死んでいる細胞と同じです。
なので
肌においては「枯れ木」のような存在なのです。
枯れている状態なので
その角質の中は血液が通っていません。
当然、そこには水分も補給されないので
放っておくとパッキパキに乾いていく一方通行です。
ひび割れの原因でもあるわけです。
やっぱり理想は
子供のような潤いたっぷりなお肌。
ぷりっぷりなあの肌は
ついつい触りたくなります。
そんなかかとを目指したい。
それでは角質の取り方をふたつ解説いたします。
⑴ お風呂でのケア
この枯れ果てた状態の角質を取るのに
適しているのは「お風呂の中」
湯船に浸かると
枯れ木状態の角質が水分を含んで剥がれ落ちやすくなります。
この時に
角質を爪の先で軽く引っ掻くようにとります。
この時に注意することは、引っ掻きすぎないこと。
溜まっていればいるほど
角質がボリボリと取れていくのでハマりすぎないようにします。
あくまで簡単に剥がれる部分をとっていきましょう。
爪で軽くこそげ落とした後は、
ざらざらした軽石で特に分厚くなっている部分をこすります。
(100均などで売っているものでOK)
これもついついやりすぎてしまいがちなのですが
軽くに留めておきましょう。
やりすぎると逆効果になります。
一回ではスッキリ良くなりません。
即効性は期待しないでおきましょう。
コツコツ毎日少しずつやっていくことが大切です。
そして最後に
かかとにオイルやクリームをつけてマッサージ。
角質が油を吸収してくれるのでどんどん浸透していきます。
オイルをたっぷり吸収した角質は、
さらにこすると結構取れてきます。
楽に取れるぶんは取ってしまいましょう。
⑵ かかと磨きの道具を使う
お風呂でのケアはおすすめなのですが
かかと磨きできるツールもあるので
裸足で普段施術をしている僕は
今回はこの道具を使った方法にチャレンジしてみましたので
ご紹介していきます。
まずは僕のかかとのひび割れ状態。
非常に汚い足で申し訳ありません。
痛みはないですが見るからにガッサガサ状態です。
ひび割れ、ヒドイですね。
ほっておくと大変なことになりそーなので
早めにケアしましょう。(でも結構遅い?)
かかとのケアに使った商品はこれです。
『 ツヤコ(TUYAKO)シャイニーフット 』
楽天で購入しましたが
この商品意外にもかかと磨きの商品は結構たくさんあります。
持つ時の持ちやすさと
削り過ぎないってところが良かったので
買ってみました。
ヤスリなので削っていくのですが
イメージは磨いていくそーです。
ちょっと分かりにくいですが
磨く面(削る面)はギザギザになってます。
実際に触るとよく分かりましが
かなりギザギザです。
でもこれ特殊な構造でできているみたいで
硬い角質だけ削って柔らかい角質は削らないので
削り過ぎないようにできてるそうです。
ついついこういうのは
やり過ぎてしまうたちなのでこの構造はありがたいです。
使い方の説明が書いてあります。
保存に便利なケース付き。
ケース付きはガラス製品なので
トッテモありがたいです。
商品の説明がなんだか長くなっちゃいましたが
早速かかとの角質を削ってみたのでレビューします。
磨く方向はどの方向でも大丈夫です。削れます。
チカラを入れちゃダメで
軽く擦るだけでも結構削れていきます。
何も塗らず、そのまま削ってみましたが
削れた角質がかなり床に落ちます。
なので下に何か敷きましょう。
角質を削ると
意外にも「真っ白な粉」が出てくるんですね。
なんだかプロテインパウダーみたい。笑
でも確かに
角質が削れてくると
柔らかい部分は削れなくなってきます。
でもやりすぎると絶対痛くなるやろなって感覚があるので
無理はしないでおきます。
ここが痛くて歩きにくくなるのイヤですもん。
なんだか削った粉のせいでよく分からないので
かかとを拭き取ってみました。
ひび割れている箇所がだいぶ減りました。
そして「ツルツル感」が出てきました。
流石に一回で速攻にひび割れがなくなる訳じゃないです。
少しずつですね。
そして
削ったままでは良くないので
削った場所にクリームを塗って保湿をします。
これがやっぱり重要なポイントですね。
かかとの保湿クリームは
検索すればすごくたくさん出てきます。
尿素入りは有名ですが
僕は今回このクリーム(バーム)を使ってみました。
『 クラックドヒールバーム プチ 』
まず塗りやすそうなところと
商品のこだわりが強く感じたので購入しました。
少しつけるだけで結構伸びてくれるので
経済的でもあります。
ちゃんと説明書もしっかりしています。
デザインも良いし、見やすいですし。
かかとだけじゃなく
手指や肘やヒザにも使えます。
かかとってケアする時
ちょっとしんどい格好になったりするので
塗りやすいってのは案外ポイントかも知れません。
ほんと、ちょっと付けたらよく伸びます。
ひび割れはまだ残っていますが
かなりツルツルのツヤツヤになってます。
これを何度か繰り返していくと
スッキリキレイになりそうですね。
今までかかとのケアは見て見ぬフリでしたので
かかとがキレイになるのが楽しみです。
まだ何もしていない右のかかとと比較です。
だいぶその差がありますね。
そして2日目にケアした後のかかとはコチラ
ひび割れがさらに少し小さくなっています。
触ってみると
カチカチだったかかとがかなり柔かくなってきました。
2日目にしてこの状態。
1回じゃスッキリ取れる訳じゃないけど
これ、ナカナカ即効性あるんじゃないですか?
やっぱ角質削って「保湿」が王道の取り方なんですね。
ちなみに
お風呂で角質削りを行いましたが
乾いている状態でやるよりも
どれだけ角質が削れたのか良く分かりません。
でも濡れていても
角質はしっかり削れるようなので
汚したくない人はお風呂で削るのはいいと思います。
温められて角質が柔らかくなりますし。
まとめ
一旦ひび割れてしまったかかとの角質などは、
かなり厄介なので悩んでいる方も多いと思います。
一瞬で治るという方法はありませんが、
上記で記した方法で確実に良くなっていきます!
しかもこれをやった後は足がポカポカしますし、
とても体が軽くなるので超お勧めです。
でも保湿も大事なので
ちょっと怠るとすぐにまたひび割れが大きく出てきます。
削ったからもうひび割れないわけじゃないので
結局はこまめにケアすることは大事です。
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