頭が働かない原因はアミノ酸不足!!脳の活性化に欠かせない栄養
脳のパフォーマンス低下は
アミノ酸不足になってます!!
「今日は頭が働かないなー」
と感じる時。
そんなときはまず、
アミノ酸が不足していることを疑いましょう。
しかし
アミノ酸っていうのは
カラダの中でつくり出すことができない栄養素。
タンパク質から
必須アミノ酸を摂取しなければいけないのですが
なぜニンゲンの脳は
アミノ酸を必要としているのでしょうか?
脳の疲労や、倦怠感、眠気が出てきてら
それは
アミノ酸が脳に行き届いていない可能性があるのです。
[もくじ]
脳にアミノ酸が必要な理由。
ニンゲンってのは本来、
肉食動物なのです。
草食動物は
自身のカラダの中で
アミノ酸をつくり出すことができますが
肉食動物は
アミノ酸を他から摂取しなければいけません。
動物の肉はタンパク質なので
そのタンパク質を摂ることで
脳にも必要な必須アミノ酸を取り入れることができるのです。
生命を維持する脳には
常に神経機構の機能を維持させなければいけない仕事
があります。
そのためには
タンパク質を作り続けないといけない
のです。
アミノ酸が脳に供給されない時は
他の機能を下げてでもして
脳へのアミノ酸供給を優先させようとするのです。
そうなると
まず筋肉分解が起こったり
肝臓のタンパク質合成がストップされてしまいます。
それでもアミノ酸が足りなくなると
脳全体が省エネモードにスイッチング。
その結果、
疲労感・倦怠感・眠気
が生じてくるのです。
アミノ酸がしっかり摂取できれば
これらのことを防ぐことができますし
大事な睡眠もしっかり得ることができるのです。
ニンゲンは賢い故にアミノ酸不足に。
先ほど、
ニンゲンはアミノ酸を体内で作ることができないので
本来は肉食動物であると言いました。
しかし
ニンゲンは「農業」という文明を築き上げて
麦やコメなどといった穀物を
生産できるようになりました。
穀物にはデンプン質が多いので
効率よくエネルギーを得られるようになったのです。
飢えを凌ぐ賢さがあり
お腹が満たされるようにはなりました。
でもこの文明によって
アミノ酸の不足を招いている
ことにもなりやすいのです。
現在では糖質過剰なニンゲン。
ラーメンにご飯、パンやパスタなど
炭水化物はたくさんカンタンに摂れますが…。
脳の働きを良くするために。
脳を活性化させるためには
とにかくアミノ酸摂取が重要です。
しかも9種類の必須アミノ酸を
バランスよく摂らなければいけません。
バランスよく摂らないと
栄養の効果が減少してしまう結果となります。
アミノ酸スコア
アミノ酸スコアとは
吸収効率の良いバランス値のこと。
アミノ酸スコアは、食品中のたんぱく質の品質を評価するためのスコアである。たんぱく質を体内で利用するには必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれている必要があり、それらが全て存在する場合にはスコアが100点となる。(Wikipedia)
アミノ酸スコアが100とされる食品は
赤身の肉やタマゴ。
ニンゲンの脳を活性化させるためには
「肉食」が最適なのです。
注意するのは量よりも質。
「肉が脳に効く!」
といって
肉ばっかりガッツリ食べるのは
やっぱり良くありません。
大事なのは「量」よりも「質」です。
小麦やコメは
消化も良いので摂取しやすくなり
糖質も過剰になりがちです。
炭水化物の量を減らして
その減少分をアミノ酸摂取にしてみれば
カラダはもちろん、
脳のパフォーマンスも変化することが感じられると思います。
必要な栄養素をバランスよく。
わかっちゃいるけどムズカシイ。
でも頑張ってやってみることが大切。
脳のためにも
しっかり食事のことを考えていきましょう。
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