ストレッチをしたら余計に痛くなるのはどうしてなのか?
「ストレッチをしたら余計に痛くなった。」
たまにこのようなことを聞きます。
何故ストレッチで痛くなるのか??
これについては
正しい正解はないと考えます。
痛みの原因はほとんどの場合、
筋肉が悪さをしていると考えているため
まずはその筋肉の硬直をとらなければいけないのです。
でも
筋肉を伸ばして
ストレッチで硬くなった筋肉をゆるめたはずなのに
どうして痛くなるのでしょうか?
考えられる原因をいくつか挙げていきたいと思います。
ストレッチで痛くなったという経験がある方は
ぜひ一読してみてください。
[もくじ]
ストレッチで痛くなる理由①
ストレッチをすると痛くなってしまう原因の
「可能性」としてのお話からはじめると
まずは筋肉がゆるみきってないから。
そして
ストレッチをしたとしても
ポイントにしっかりアプローチできていないから。
そんな原因が考えられます。
ストレッチで痛くなる理由②
そして更には
ストレッチした部分の筋肉がゆるんでも
その他の筋肉がゆるんでないため
バランスが余計に悪くなってしまったケース。
筋肉というのは
いろいろと連動してカラダを支えたり
関節を動かしたりしています。
その筋肉が一時的にバランスを崩せば
当然、どこかに負荷がかかるわけです。
そうなるとイタい部分が余計に痛くなったり
違う部分が痛くなったりするわけです。
結構このパターンが当てはまるケースは多いと思います。
ストレッチで痛くなる理由③
そして、そして。
筋肉の「好転反応」が起きているケースもあるでしょう。
筋肉の好転反応とは、
「硬い筋肉が普通の状態」
だと勘違いしてしまっているところに
急に「柔らかくなれ!」という刺激を受けて
一時的に筋肉が興奮してしまっている状態。
慣れない刺激を受けてしまい
筋肉がパニック状態に至っています。
でも
そういう反応は悪い反応ではないのです。
筋肉がいい状態に戻ろうとしている反応なのです。
ストレッチで痛くなる理由④
そして最後は
何かの原因で
「これから筋肉が硬くなっていこう」
としている段階において
ストレッチをしても全くその効果はなかったというケースです。
例えば
何かの拍子で筋肉がグッと硬くなった。
とか
捻挫してふくらはぎなどの筋緊張が強くなった。
などといった場合、
初期段階ではそれらの筋肉が徐々に拘縮を起こしていきます。
筋肉が硬くなっていく場合、
硬くなる「段階」&「スピード」というものがあるのです。
急に硬くなるケースや
ゆっくり徐々に硬くなっていくケース。
この徐々に硬くなっていく場合に
ストレッチで防御しようとしても間に合わなかったという
ちょっと悲しいパターンです…。
なぜ痛くなったのかが分かればベスト!
ストレッチをしたから痛くなってしまうと
ストレッチがカラダに良くないって思われがちですが
この記事で解説したような
いろいろなケースが考えられるわけですから
どこがどう悪かったのかを理解しなければいけません。
自分のカラダがどのように過ごして
どういう姿勢をとってどう動いたのか。
そして
どういうタイミングでストレッチをしたのか。
また
そのストレッチの前後はどう変化したのか。
これがわかればベストですが
ここまで
自分のカラダと対話して
ストレッチをやっている人はほとんどいません。
でもこれぐらいしなきゃと意識すれば
そこまでにも至らないかもしれないけど
基本的なカラダメンテナンスの考えの
底上げになります。
普段から
高いレベルでカラダのことを考えれるわけです。
ストレッチは
カラダメンテナンスにおいて非常に大事なツールです。
ストレッチが悪いのではなく
ほかのところにも焦点を当てて考えてみましょう。
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